もはや持病といってもよい、右後頭部の偏頭痛に悩まされる金曜の夜。頭が痛くなるほど、使っていないと思うのだが、まあずいぶんやわな頭である。一時期、直す方法はないかと考えたこともあるが、最近はあきらめかけている。いつもは心を熱くさせられる、ショパンの「英雄ポロネーズ」の颯爽とした曲調も、本日の僕には少々厳しいようで、思わずパソコンのメディアプレイヤーの停止ボタンをクリックした。今週は、少々無理をしたこともあるかもしれない。そういえば、今週の労働時間は長かった。正直つらいと思ったことは一度や二度ではない。ちょっと前の自分だったら耐え切れなかったと思う。ほんのちょっと覚悟が座ってきたのか知れない。しかし、発声の練習の時間がとれないのは痛い。演奏会の音とりも後回しになる。今日も電車の中で音楽のことを忘れかけていた自分に気づいた。思わずドレミと口ずさんでみるくらいが関の山。本もさすがに数十ページ読むのが精一杯だ。ついつい酒に手が伸びそうになるが明日は朝は早いので眠る以外ない。これが今日の「現実」と言う奴らしい。さあ明日はどんな日になるかな。明日から、合唱サークルの合宿。