人は、理想と現実にギャップが生じると、ついつい時間がないことを言い訳にする。しかし、それはどうだろうか。本当に自分が日々費やしている時間のなかにムダな時間はないだろうか?また、その時間は、本当に充実しているのだろうか?自分の行動の目的、自分がその場にいることの意味。考えれば考えるほど、その時間を濃くすることができ、ひいては状況を変えることができるはずだ。それでも、自分の時間だけではギャップを埋めることが不可能だというのなら、人の手を頼るという選択肢だってある。むろん、自分のために、人にとって貴重な時間を要求することが、自分の時間を高めていく以上に難しいことはいうまでもないのだが。天気予報によると、関東地方は、しばらく雨がちの天気が続くらしい。気候もずいぶん涼しくなってきた。秋らしくなってきたといえば、聞こえはいいが。このように書いてきた僕も、日々刻々と過ぎている時間と戦っている当事者だ。この問題は、僕も自分なりに乗り越えていかなくてはならない。どのように過ごそうが、人が生きていることにはかわりないし、そのことで、人を中傷する権利は、僕にはない。しかし、僕は、できるだけ自分の納得のいくように生きたいとは思っている。無理なことは決してしない。やれるところまで、何事もやってやろうと思う。紅葉の鮮やかさを愛でる余裕をもちながら。