「どこまで」主張すれば認められるのか。

「どこまで」動けば目標にたどり着けるのか。

「どこまで」無駄を増やして利益を得ようとするのか。

「どこまで」嘘を繰り返せば真実にたどりつくのか?

「どこまで」争いを繰り返せば終わりになるのか。

きっと神様はお見通し。

私たちを笑っているよ。

いっそうのこと「おわり」にしてしまおうかと。


僕たちが住む世界は、いうまでもなく限界のある世界。それなのに、そこに住む人間は限界がないかのような振る舞いをしてしまう。最初は「分を守って生きる」という、自戒をこめて書いていたのですが、そのうちに、ふと自分が小さく見えてきました。宇宙の大きさから見れば、僕なんてあまりにもちっぽけ。それなのに世界を広げるためにあがく悲しき性。限界があることはどこかでわかっているのに。ふらっとどこかへ旅に出たくなりました。