芥川の「戯作三昧」を買った。坂口安吾の「反抗の大阪」を読む中で、「戯作」という言葉に出会った。いや、出会いは初めてではないが、その言葉の意味を私はよくわかっていない事に気づいた。それが購買に至った理由である。いや待て、芥川に触れてみたいという気持ちも強かったことも一応ここで白状しておかなくてはなるまい。内容については、このブログでまた触れると思う。先日「新明解国語辞典」と「類語辞典」を買ったにもかかわらず、なかなか使う習慣までにいたらず、現状、宝の持ち腐れになっている。、インターネットの辞典に頼ってしまう癖がついてしまっているためだろう。インターネットと辞書を、自分の意識の中で定位付けて、使い分けをはっきりさせておくことが必要だと思う次第である。そのためには先ず辞書を使ってみない事には差異がわからないだろう。全神経を使って辞書を使う・・・というには少し大げさだろうか。ただ、紙の辞書の匂いと手触りは昔からなぜか好きなのである。まあ単純な話、家では紙、会社ではインターネットでいいのかもしれないが。