所属している合唱サークルの定期演奏会が終わった。

今年の最大のイベントのひとつだったわけだが、

率直な所、後悔している部分が多い。


私は、あの舞台に立つ「権利」と最低でも等しいだけの

「義務」を果たしていただろうか。


お客様からお金を頂いて舞台に立つということの意味。

力量はどうあれ、プロに近い意識で臨まなくてはいけない。


最近、なんとなくもやもやしている。

物事が思い通りに進まないという事実も理由としてあるが、

本質は違うところにある。

独りよがり。まだ自分に期待しすぎている。

過信しすぎている。

たぶん現状の等身大の自分はそんなものなのに。

現状を直視することなくして、これ以上の成長はない。

今後は、自分が成長したとわかる事実だけを信じればよい。


それよりも深刻なのは、自分が生きていることが自分だけで

成り立っているような「意識」。

ここから抜け出さないと、次のステージにはいけない。

自分の非力さ、無力さへの空しさにただ頭を悩ませ、

思考停止に陥っていては本末転倒である。