無料映像配信を行っているGyaoがセグメント広告を始めるようです。

http://japan.internet.com/wmnews/20051130/5.html


広告収入が唯一の収入源で、無料であることが最大のウリである

(使用している立場からいうと、正直コンテンツはまだまだだと思います)

Gyaoとしては、広告の効果が死活問題なだけに、当然改善策を

打ってくる事は予想していました。

しかし、セグメントの属性が性別・生年月日・郵便番号に限られる中で

どれだけ効果的なセグメンテーションができるのかは疑問です。

キャンペーン(これはすでにやっています)等を使って、ユーザから

セグメンテーションのための追加情報を収集し、質を高める必要が

あると思われます。投げかける質問にもかなりの工夫が必要ですね。

個人的にはインターネット映像配信の分野は今後伸びていって欲しい

ので、USENには頑張って欲しいですが、この分野は卓越した

マーケティングスキルが必要ですね。


マイクロソフトが「Google Base 」に対抗するサービスを開発している

ようです。

http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20091869,00.htm?ref=rss


MS VS Googleの戦いを見ると、このMS後追いパターンが続いている。

強者戦略の常識からいうと、MSのやり方は正しいのかもしれないが、

個人的はどうも共感できない部分がある。

映像配信の話に戻るが、電通のネット配信業務参入 もしかりである。

ただ、MSの担当者は「Google Baseとは趣旨が違うサービスで、しかも

数ヶ月前から検討を始めていた」と抜かしており、さすがにMSブランド

維持には抜かりがない。真偽はさだかではないが。


顧客の立場からいえば、IT業界の場合は、同じようなサービスを

異なるブランドが提供する事が、決していいことではないと思って

いる。これだけ成長の速度がすさまじい中で、次々といろいろな

サービスが複数出回ってくると、選択の余地もいいかげん人間の

限界を超える。

特に私のように特別、業界の状況に明るいわけでもなく、現に、IT

ツールの選択に大苦戦している立場からいえばなおさらである。

ただ、そもそも本当に必要なのかどうかが見分けないとだな。

実際使ってないのもいくつかあるし・・・ただ使ってみないとわからない

というのも本当の所。無料版はそういう意味で重宝ですね。


結論からいうと、Googleにはどうかオンライン案内広告市場には

参入しないでくれの一言である。

ある程度のすみわけがされてくれば問題はないと思う。

世の中ってそうやってバランスが取れてくるように思うけど、

さあいかがでしょうか?


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