何かを伝えたい時に、その伝えたいことを強調するため、

もしくは補足するために、メッセージにある情報を付加させる

ことがあると思う。

仕事上でも、プライベートでもよくあることかもしれないが、

皆さんはどこまで気をつかわれているのだろうか?


 情報を付加するときにまず気をつけているのは、その情報

によって、自分の意図することが本当にわかりやすい形で

伝えられているかどうかを吟味することである。

以前、仕事上で、あるメッセージを強調するために、全く的

外れな情報を付加させてしまった痛い失敗もあった。

また、これは相手のメッセージを汲み取る時も一緒で、

相手が提示した情報が何を意図するものか考えることに

応用できる。


 あとは、客観的かつ新鮮な情報を付加させることだろう。

これはメッセージの説得力を増すことにつながる。

人間、権威と新しいものにはとことん弱い。


 このあたりまでは、最近かなり定着してきたのだが、

もう一つ最近思うのは、その情報が相手にとって

受け入れやすい情報かどうかという視点である。


 そんなことをいっていると自分の意図がずれてしまうので

はないかという人もいるかもしれないが、相手によっては

こちらが提示した情報から、どうしても目を背けたい、受け

入れられないということもありうるからだ。

 こちらの意図する軸を崩さず、後ろ向きな相手に受け入れて

もらうことの難しさ。時には一度ハードルを落としてひとつ

ずつ意図する所に向かって、話を進めていく妥協案も

現実として、ありうるのかもしれない。

いずれにしても、相手がそのとき、どういう状況にあって、

何を考えているかという仮説を常にたて続けていかなく

てはいけないのだろう。

 

 「相手を知る」ということを今後もっと深く意識。


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