出会いは突然だった。

 昨日、新宿三丁目の立ち飲み屋で軽く2.3杯飲んだ後、

末広亭あたりで、ふと周りを見回していると、ふっとあるお店の

看板が目に入ってきた。


「どん底」・・・・これだ!!

 というのも、9月末に、先日のブログでも掲載した通り、『「失敗を

語る」懇談会』をしようと考えている。その場所をどうしようか考えて

いたところ、テーマにぴったりのネーミングの店が見つかってしまった。


 こんな偶然、ホントありかよ!!みたいな。

 この居酒屋「どん底」 という名前のコンセプトもまた興味深い。

ロシアの戯曲家、ゴーリキー の作品「どん底」 に由来していると

のこと。お店で、あらすじを読ませていただいたが、ロシア社会

の底辺で、日々の生活にあえいでいる人々が、その中から将来

の希望について語っていくというストーリーだ。

あの巨匠、黒沢 明も1957年にこの戯曲「どん底」を日本の江戸  

時代の  話にアレンジして映画化している (しかも、実際に来店した

らしい。)

有名人では、作家・三島由紀夫 もこよなく愛した店。


 外観、内観の雰囲気も、まさにコンセプトにぴったりの店だ。

なんと、DVDプロジェクターもついている。

ほんと飲み屋としても、気にいってしまった。場所はここに決定!!

あとは、参加してくれる人を探していこう!


 それにしても、本当に強く思えば、思いは現実化するんだなあ。

最近、本当に何かに引き寄せられている気がする。

しかもものすごいスピードで。

それが素晴らしい未来であることを祈る。

「どん底」な未来はできれば勘弁だけどね(笑)