一般質問予告(教育について)
【質問予告】
6月23日13時45分頃より
千葉県議会議場で一般質問を行います。
https://www.pref.chiba.lg.jp/gikai/chuukei/index.html
今議会から、アクリルボード無しマスク無しの議会に戻ります。
▫教育について
毎回の質問で取り上げている項目です。今回は3点質問したいと思います。
・主権者教育について
今年4月9日に行われました県議会議員選で、無投票決着した15選挙区を除く26選挙区の
平均投票率は35.99%で、4回連続で過去最低を更新しました。
日本では2015年6月に公職選挙法が改正され、選挙権年齢が20歳から18歳へと引き下げられました。
それによって高校生の一部から投票できるようになりました。
主権者教育を私なりに言い換えるとすれば、次世代への地域の担い手を生み出していくという
観点からも非常に重要な教育項目だと思っております。
県教育委員会として、主権者教育にどのように取り組んでいくのか質問します。
・教員の採用について
全国的に問題となっている教師不足については早急に対応が求められているところです。
昨年の9月議会では、教師不足の中での非常勤講師の工夫について、県の取り組みを伺い、
引き続きの支援や定年延長を見越した採用数の決定を要望したところです。
しかしながら、今年度5月1日の時点において123人の講師未配置が発生しております。
昨年度の教員採用選考において、小学校では募集数620人のところ、合格者が914人と大幅に増えました。
それにより、未配置が改善すると、大いに期待していたところです。
ところが、今年度の小学校教諭の採用数は、千葉県・千葉市と併せて769人であり、
未配置数は昨年度の135人から12人の改善に留まっています。
必要な採用者数を確保できなかった要因を、県はどのように考えているのか質問します。
・PTAについて
PTAとはご承知の通り、社会教育関係団体の位置付けで、学校に通う子どもの保護者と教職員からなる
団体の頭文字でPTAと略されております。
子どもたちの健全育成を目的とした活動や、そのための会員相互の学び、学校支援活動や地域での諸活動など、
PTAが実施する活動は、これまでも地域や学校において大変需要な役割を果たしてきました。
先生と交流を持てたり他の保護者と仲良くなるきっかけや地域の人と交流が広がる一方で、
会費が発生する事や役員になると業務負担が大きかったり、柔軟性のない運営に不満を持ったりと
問題を抱く保護者も少なくないようです。
そもそも加入は任意であるPTAという団体。そのような状況もあり、
学校によっては加入率が下がっている状況のようです。
県教育委員会では、PTAの運営上の課題をどう捉えているのか質問します。
千葉県議会議員
田中幸太郎