【予算委員会⑤】学校におけるいじめ等に対する連携
第5回目は、【学校におけるいじめ等に対する連携】です。
年明け、ある事件が報道されました。県内の高校で盗難事件が発生し、
生徒が自主的に犯人を探し出したというものです。また、別の日には、県内の中学生が市長宛ての手紙を書き、
いじめが発覚したそうです。
これらは、学校や関係機関の対応が後手後手になってしまったことで、事態が悪化してしまいました。
そこで、今回の質問では教育委員会や県警と関係機関との連携体制について問いました。
(任期最後の予算委員会を、安全対策のためヘルメット着用で質疑をする田中幸太郎)
・県教育委員会
学校や警察等関係機関で構成する会議を毎年複数回実施し、
いじめ問題への適切な対応や児童生徒の安全確保についての取組を進めている。
問題行動がエスカレートしないように、個々の事案に応じて、
警察等関係機関と積極的に連携するよう指導している。
・県警
いじめ問題対策連絡協議会や学校警察連絡協議会、スクール・サポーターの派遣等を通じて
情報共有を図るなど、いじめ防止等のため、平素より学校、教育委員会等、関係機関と緊密に連携し、
必要な対応をとっている。
あまり馴染みのない、“スクール・サポーター制度”
警察ー学校ー地域のパイプ役として、子供の問題行動への指導・助言や立ち直り支援、
校内や学校周辺における子供の安全確保に関する活動等を行う制度です。
現状においても取り組みを行っているとのことでしたが、
私は学校内で収めようとする現場風土が、まだ見受けられます。
今後はさらに、スクール・サポーター制度等を積極的に取り入れながら、学校現場の判断が遅れたり、
間違えたりしないようにしなければなりません。
子供たちが安全安心に、学び遊び成長できる環境をつくることが私たち大人の役目です。
より良い学校環境整備に尽力してまいります。
千葉県議会議員
田中幸太郎