【予算委員会④】信号機の整備
第4回目は、【信号機の整備】
毎日目にする、信号機。市民集会でもよく話題にあがります。先日も「小学生がまだ歩いているような時間から、
自動車優先(押しボタン式)になってる。時間設定を変えられないのか」という相談を受けました。
信号機は、交通安全、また、交通をスムーズにする役割を担っており、適切に設置し、
現在、県内には令和3年度末で8,467基の信号機がありますが、信号機総数の増加に伴い、
その維持管理に要するコスト(機器の更新や電気料など)も年々増加し続けていることが課題となっています。
令和3年度は、信号関連機器の更新に要する経費が約23億5千万円、
このほかに交通安全施設の電気料金が約5億7千万円にものぼります。
また、最近では電気料金については、電気代の高騰を受け、補正予算と計上されました。
今後、県警では、これまでに整備してきた信号機について現状を検証し、
必要性が低下した信号機の撤去や移設を進めるなどし、信号機総量の抑制に取り組み、
持続可能な交通安全施設整備を進めていくとのことです。
※警察庁 「信号機設置の指針」について
信号機設置後に、小学校などの施設の統廃合や新たなバイパス道路の開通などにより
交通環境が変化した箇所も多くあります。
限りある予算の中で、撤去・移設を含め適切な維持管理を進めることで、
交通安全施設の整備を推進していくことが重要です。
これからも地域の実情に即した交通安全に取り組んでまいります。
ぜひ、皆さんお気づきの点がありましたら、お知らせください。
千葉県議会議員
田中幸太郎