県土整備常任委員会
本日は、所属している県土整備常任委員会が開催されています。
当委員会へ付託された議案は
予算関係8件
条例関係4件
その他 12件
24議案を審査しており副委員長として齋藤委員長を補佐し、円滑に進むよう努めております。
一番大きな議案は「令和4年千葉県一般会計予算」です。
約2兆1772億円の予算(案)のうち、1385億円を占める大きな県土整備予算。
計上されている主な事業をお知らせすると、まず「道路ネットワーク事業」
北千葉道路をはじめ、銚子連絡道路や長生グリーンラインなどのアクセス道路や地域に密着した
道路の整備を推進予定。大栄・横芝間の圏央道令和6年度開通に向けて整備を進めております。
次に特記すべき事業は「河川・海岸・砂防事業」です。
近年多発する集中豪雨や大型台風などに対する治水機能を向上させるための河川拡幅や護岸整備などの河川整備を進めます。
先日視察にも参りましたが一宮推計流域治水の取り組みも推進してまいります。
また一般質問でも取り上げましたが老朽している旧江戸川護岸改修も地元地域の大切な治水対策です。
浦安市市川市の河口から川沿い9.3㎞の整備区間中、4.1㎞が完了。残り5㎞です。
現在、1㎞整備するのに5年かかる計算ですと、、残り5㎞で25年かかる見通しです。
県でも国土強靭化計画に位置付けられている事業です。
早期完成を目指して改めて要望致した次第です。
その他興味深い予算内容として、
「東京湾アクアラインの通行料金800円の継続に関する要望」について
熊谷知事も齋藤国土交通大臣に対してアクアラインの経済効果を更に高めるとともに
安定的・持続的な発展のため東京湾アクアラインの通行料金800円の継続を要望しております。
実際、800円に値下げした効果として
平成21年20,800台/1日に対して、令和2年44,000台/1日と、2,1倍の交通量が増加しています。
観光地やゴルフ旅行、2拠点居住などで多くの方々が訪れていただけるような作戦を考えてまいりたいと思います。
千葉県議会議員
田中幸太郎