行徳駅前の再整備について(私案) | 千葉県議会議員 きょうの田中幸太郎

行徳駅前の再整備について(私案)

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東京江戸と成田山を結ぶ宿場町として常夜灯を中心に栄えた行徳地区。

東京メトロ行徳駅が昭和44年に開業してから52年が経過し、蓮田と塩田のまちは、今では人口17万人を抱える大きな都市となりました。

ちなみに、営団地下鉄東西線行徳駅は曽祖父田中幸之助が誘致した経緯もあり、私自身も大変思い入れのある駅です。

2019年には妙典橋が完成し、原木高谷地区との交通の便も向上しました。さらに、昭和42年に都市計画決定された

江戸川区と行徳地区を結ぶ仮称押切橋の計画も進むこととなり、行徳地区は今後ますますの発展が望めるものと考えます。

 

しかしながら、そのような行徳地区においても、この度のコロナ禍で、東京メトロ行徳駅交番裏に立地している金融機関が

施設統合により閉店することとなりました。地域の利便性が低下することは残念な限りであります。

しかし、もしこの土地・建物の売却等があり、市川市が取得することができれば、より利便性の高い駅前へと整備することが

可能なのではないでしょうか。

 

例えば、お隣南行徳駅や妙典駅前にはロータリーがありますが、この行徳駅にはなく、以前より市民から

「自家用車での送迎がしにくい」との声が上がっておりました。

今後、駅前ロータリーを整備できれば、自家用車の乗降場所の確保により、送迎の多い時間帯でも駅前の混雑緩和が期待できます。

また、バスやタクシー等の動線交錯を減らすことにより、より安全に通行しやすい駅前にすることも可能です。

車椅子の方や高齢者の方々等、多くの市民が利用する行徳駅とその周辺を、安全なものにしてゆくことが市には求められているのではないかと考えます。

 

市川市においても、様々な角度から試案されているかと思いますが、まちの価値そして魅力が向上するような取り組みを期待しています。

私も県議会の立場で協力していきたいとおもう、今日この頃です。

 

千葉県議会議員

田中幸太郎