運転免許行政改革①(幕張免許センター視察編) | 千葉県議会議員 きょうの田中幸太郎

運転免許行政改革①(幕張免許センター視察編)

今週から関東地方の梅雨も明け、夏本番の気候となりました。
連日気温30度以上が続く予報です。熱中症にはどうぞお気を付けください。


午前中に千葉県幕張運転免許センターへ視察に行ってきました。

(事前資料)
千葉県民の運転免許所有者数は約400万人

年間運転免許を更新される件数は
幕張免許センター約69万人
流山免許センター約30万人
所管警察署は約17万人だそうです。

ことの発端は、6月下旬暑くなり始めた初夏のとある日。
運転免許センターへ更新へ訪れた友人から送られてきたラインの画像から。

センター内は密になるため施設外まで伸びるソーシャルディスタンス。
暑さ対策が取られていない炎天下での数時間におよぶ順番待ちは、
考えただけでも気が遠くなります。
(参考値として、通常の更新者が午前10時から最後尾に並び、
写真撮影終了時点までの時間は、110分( ゚Д゚))

休日などはさらに時間がかかるだろうと予測できます。

もしコロナウイルスの治療薬やワクチンが出始めたとしても
しばらくソーシャルディスタンス運動は続くでしょう。
梅雨、真夏、真冬……。抜本的な改善が必要だと感じておりました。

非公式に何度かセンターをコソコソ偵察しておりましたが本日は正式な視察。
免許センター課長と現状と改善に向けて意見交換。

妊婦や高齢者などの弱者支援、野外テントの増設、警察署更新の強化等

すぐ取り組んでいただけることは実施していただきたいと要望してきました。
また、「コロナの状況が続くのであれば免許制度のあり方も改革が必要ではないか」
と前向きな意見交換をすることが出来ました。
 

しかしながら、千葉県だけでは変えることが出来ないこともあります。

たとえばオンラインでの申請や整理券の配布などが挙げられます。

個人的には、運転自動車教習所の活用も有効なのではないかと考えています。


近隣都道府県での状況も鑑みながら問題提起してまいりたいと思います。

 

オンライン○○が叫ばれている昨今、残念ながら行政手続きの改革は
民間より一歩遅れてしまっていることもしばしばあります。
並ばなくてもよい状態を目標とし、既存の施設も視野に入れながら
運転免許行政の改善提案を務めてまいります。

近いうちに流山運転免許センターにも視察へ行く予定です。