市川市独自の経済対策について | 千葉県議会議員 きょうの田中幸太郎

市川市独自の経済対策について

新型コロナウイルスの感染拡大で地域経済や市民生活に大きな影響が出る中、
市川市が独自の経済対策に動き出すようです。
市川市が独自の給付金支給へ
国県の判断がつかぬ中、市の独自事業は困っている市民には喜ばしいことです。
 
一方、感染患者が日々増加している地域の4市(千葉、船橋、松戸、柏)は千葉県に対し
休業要請に伴う休業補償か病床確保などを求める緊急要望書を提出しました。
保健所を独自にもつ市が中心となり、都内に隣接し陽性患者が多く発生している市に声を掛けたもので、
市川市も声を掛けられたようですが、独自の施策に取り組むことから加わらなかったと聞いております。
 
ここからは私の意見。
私は、医療体制や市町村連携の統轄をしている千葉県と連携しながら対策を図るべきと考えます。
経済的な手当だけではなく、感染症医療機関の統制や、軽症者を収容する宿泊施設の確保など
連携して取り組まなければならない課題は多くあります。
 
県の動きが遅い中、市川市独自の動きが歓迎されることも大いにあるかと思いますが、
私が危惧することは、周辺の市と連携が取れず孤立してしまうことです。
孤立することにより、ヒト・モノ・カネの分配そして情報の共有に加われないことも考えられます。
 
舵を切ってしまったので後戻りすることはできませんが、
市川市だけが取り残されることのないよう、
今後とも、県民市民の生活安全を守れるよう取り組んでまいります。
 
田中幸太郎