「障害ある子の将来相談」 | 千葉県議会議員 きょうの田中幸太郎

「障害ある子の将来相談」

 
発達障害や知的障害などがある子どもを持つ保護者向けに開かれるセミナーについて、「千葉日報」が記事にしていました(2018年9月30日の紙面)。
発達障害や知的障害がある子どもを持つ親が抱く不安は、進学や就労、受けられる公的支援サービスにとどまらず、保険や将来的な資金計画など多岐にわたります。
しかし、学校でできる相談は進学や就職先についてだけで、金融機関で資金計画の相談をしてもスタッフは障害についての知識を持たないため的確な助言が受けられないなど、ワンストップで対応できる窓口は多くないようです。
障害を持つ子ども向けの学習教室や就労支援サービスを手掛ける「LITALICO(りたりこ)」は、利用者の保護者からの要望を受け、講師による「福祉」と「ファイナンス」両面からのセミナーを始めました。
進学、就職、公的サービスの解説のほか、希望者には個別に保護者の資金シミュレーションや保険の見直しなども行うそうで、今後県内でも開催を予定しているとのことです。
わたくしも過去、発達支援を必要とする子どもたちについての質問を行いました。
https://ameblo.jp/kotaro-t/entry-12384511776.html
「発達支援を必要とする子どもたちが早期に療育を受けられるようにするための課題解決について」というテーマで、発達障害では早期療育が効果的であるため、今よりも早く発見するためのシステム改善、保護者への啓発活動、そして対象者を受け入れる施設の拡大について、市へ提案いたしました。
 
幼少期から始まる発達支援は、早期療育の開始によって改善する事例は多いですが、
その後将来の長きにわたっていろいろな形のサポートが必要となります。
上記で紹介したサービスは民間企業のものですが、子どもたちの輝く未来のためにも、
行政でのサポート体制構築に取り組んでまいります。
※「障害」の表記は、「千葉日報」の表記に倣いました。