市川市さん。市川の水辺をどうしたいの? | 千葉県議会議員 きょうの田中幸太郎

市川市さん。市川の水辺をどうしたいの?

4月28日の朝日新聞で、市川市三番瀬塩浜案内所が閉鎖される記事を見ました。
市川市議会議員 きょうの田中幸太郎
<引用>
東京湾の三番瀬自然を学べる市川市三番瀬塩浜案内所(同市塩浜2丁目)が30日に閉鎖される。市は約10年前からNPO法人に運営を委託してきたが、財政難で開館日を減らす方針を示したところ、NPO法人側が折り合わなかった。
案内所はJR京葉線市川塩浜駅南口の市有地に2003年7月に開設された、広さ約100平方メートルの平屋建てプレハブ。周辺のまちづくりが本格化するまでの暫定利用と位置づけ、NPO法人・三番瀬環境市民センターに運営を委託した。
三番瀬の写真やパネルのほか、生息するアマモやミズクラゲなどを展示。案内所前にはハス田を復元し、干潟の見学やのりすき体験なども企画した。年間利用者は1300~1400人で、夏休みの自由研究で訪れる親子も多かった。
行財政改革を進める市は、年360万円(12年度予算)の委託費を13年度は270万円に削減。開館を週6日から金~日曜の3日に限る方針を打診したが、NPO側が運営を断った。
NPO法人監事で、母体の三番瀬フォーラムグループを主宰する小埜尾精一さんは、「水槽の管理やイベントの準備など実質365日体制で取り組んできた。週3日でいいと考える市とは相いれず、ほかで活動を展開していく」と語る。
市臨海整備課は「NPO側の事情もあり、残念」と話す。市は案内所とは別に、海沿いに「自然環境学習の場」をつくる方針を掲げているが、実現のめどは立っていない。



10年運営してきたが、市側からの日数削減提案をNPO側が断り閉鎖となるようです。
市川三番瀬の再生活動にご尽力され、また様々な事をご指導いただきました。
今までの活動の感謝を込めて最後の訪問をしてきました。
市川市議会議員 きょうの田中幸太郎
市川市議会議員 きょうの田中幸太郎
$市川市議会議員 きょうの田中幸太郎
※三番瀬へ生物の棲家であるアマモ植え研究


また、案内所を出ると、
市川塩浜駅を出てすぐ向かい側の土地に、大きな物流センターが着々と建設中。
秋ごろには高さ31Mの物流センターが完成予定。
市川市議会議員 きょうの田中幸太郎


毎議会、市川塩浜関係の質問をしてきましたが、
いったい行政はどのような水辺の街をつくりたいのか甚だ疑問です。
市では基本構想や計画を策定し、進めていくとは言っていますが
ただの建前としか受け止めざるを得ません。

また、議会への進行状況や変更点が伝えられておらず、
惰性で市民不在のまま中途半端なまちづくりが進められています。

24年度12月議会でも『行徳市』の可能性について一般質問しましたが、
行政内部に真意が伝わっていないので改めて書きますと、
「あまりにも行徳の街づくりを疎かにするのであれば
行徳として独立した自治体をつくっていくという事もやぶさかではない。」
という市民の声を集めたものです。

一生懸命まちづくりを支援しようとしている幸太郎にとって
切ない気持ちでいっぱいの訪問でした。


「未来にツケをまわさない」×「33歳NEWLEADER」
 田中幸太郎