孤立死の対策 | 千葉県議会議員 きょうの田中幸太郎

孤立死の対策

最近、歩行者を巻き込んだ自動車事故の問題と合わせて、
孤独死のニュースも目や耳にするようになりました。

対策の一環として、東京電力との連携協定ができたそうです。


孤立死:検針員も「警戒」 東電、市川市に異変連絡へ--協定締結 /千葉
毎日新聞 2012年04月24日 地方版

 周囲に気づかれないまま亡くなる「孤立死」が相次いでいることを受け、市川市は東京電力京葉支社(船橋市)と、電気料金を払えないような生活が困窮している家庭を把握した場合、市に連絡することなどを柱とした協定を結んだ。

 市や東電によると、一般家庭の電気の使用量は毎月1回、東電の担当者が訪問して電気メーターをチェックする。協定では、(1)検針時に郵便物がたまり、電気使用量が大幅に増減しているなど異変に気づいた場合(2)集金や督促で訪問した際に、料金を払えないほど生活に困っている様子が家人にうかがえた場合--などに市に連絡する。また、電気を止める予告をする時には、市が作成した相談先を記した案内書を一緒に配るよう求めた。

 協定に基づく連絡があった場合、市は民生委員に協力を求め安否確認をしてもらったり、福祉事務所のケースワーカーなどが自宅を訪問。生活保護や各種福祉サービスを説明するという。

 東電千葉支店によると、毎月各家庭を訪問する検針員らを、生活困窮者や1人暮らしの高齢者などへの様子を確認する活動に生かす試みは、県内の他の自治体や地域の警察署などとも協力して実施している。【山縣章子】
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20120424ddlk12040097000c.html


非常に期待できる連携だと思います。関連した話を取り上げると

前回の2月議会の一般質問でも取り上げさせていただいた
市川市高齢者福祉計画・介護保険事業事業計画(平成24年~26年)
がまとまったそうです。

今回の連携は、計画の施策体系で見てみますと、

基本目標5 互いに見守り支え合う地域づくりの推進
  第一節 保健・医療・福祉・介護の連携
    2.関係機関・事業者との連携・ネットワーク

に該当する案件です。
今後とも、計画を充実できる対応を期待したいと思います。


「未来にツケをまわさない」×「32歳NEWLEADER」
 田中幸太郎