行徳臨海部視察
駅頭後、行徳臨海部特別委員会の視察がありました。
■行徳臨海部特別委員会とは?
行徳富士の残土問題・三番瀬の保全、護岸工事・市川塩浜駅周辺の開発の遅れなど行徳の水辺周辺には問題が山積みです。もっと読みたい方は行徳臨海対策課
 にどうぞ。
行徳臨海部の問題に関する調査、研究をしていくために平成15年6月に行徳臨海部特別委員会が設置されました。議員のなかから11名選出されます。私こうたろうは副委員長という役をいただいております。責任重大です。
■まずは現場へ
現場に行き、担当課からの説明を受けました。
埋め立てを前提として昭和40年代に作った岸壁護岸が老朽化。
市民が親しめる水際が欲しいのだが、大きな岩で出来た石積み護岸では足などが隙間に挟待ったり、コケで滑りやすい危険な状態です。二次対策も考えていかなければなりません。
●市川漁港
老化や漁港の拡大などによって新しい港が計画されています。
しかし、毎年漁獲高の低下や、後継者問題など考えるともう少し協議が必要のようです。
約83ヘクタールの広大な湿地帯。元々は、宮内庁の鴨場でした。
だから行徳の伝統料理は鴨料理なんですよ。
素晴らしい自然の有効利用が望まれます。
 
●第1週末処理場予定地
子どもの頃、ここで野球をしていました。そんな思い出の場所ですが週末処理場と、一部に地域の広場に生まれ変わります。
平成29年完成を目指して、用地買収のすんだ所から事業を進めていくことになります。 
■視察を終えて
子供の頃から遊んだり、いつも走っているマラソンコースなので見慣れていますが、説明を聞いて見るとまた違う景色になりました。何十年もの皺寄せが今に至っていることも考えさせられます。しかし、過去を振り返っていても何も生まれません。
これからも皆さんとともに昨日より明日を良くしていけるよう努めて行きたいと思います。
そして今後もよりよい街をつくる行徳地域の計画として考えなくてはならないことがあると考えています。
それは、新住民と旧住民の融合という観点が薄いように感じる事です。ご存知の通り行徳地域は千葉都民という言葉が市川市の中でも特に当てはまり、転勤でこられた方が非常に多く住んでいる地域柄であります。残念ながら一概には言えませんが地域間での希薄さも垣間見えるところでもあり地域愛が求められるところであります。
そこで、この二つの課題を組み合わせて考えれば、市民の求心力となりうるとても素晴らしい行徳ブランドが生まれるのではないでしょうか?この臨海部は利便性にも優れ大きな可能性を秘めた市川市の中でも数少ない場所であることは間違いありません。近隣の市にも負けないブランドを創れるはずだと思います。
政治家は次の世代を考えなければならないと考えています。
これからも基本計画に囚われない抜本的な提案も考えて行きたいと思います。以上で視察報告とさせていただきます。
皆様からご意見いただけたら幸いです。




