絆のないまちは金がかかる?!
現在国内の高齢化率は20%を超えている。5人に1人が65歳以上と言う状況である。
更に日本をこまかく見てみると、地方は想像できないほど高齢化が進んでいる。
医療費などの扶助費は通年の義務的経費として地方財政を圧迫しています。
集落には子どもが1人もいない地域が多数あり、小さな集落が次々と消えている。
都市部は安心ということではない。戦後地方の人口が続々と都市及びその近郊に流入した。
市川もその一つのまちといえるだろう。
当然、段階の世代を抱える地域については団塊世代の高齢者が地域の高齢化に直結する。
地域の人とのつながりが希薄な都市部では、高齢化のもたらす財政の負担は地方より大きい可能性もある。
人々の自助努力、地域の人々の助け合いは財政的にも助かるのだ。
ないのであれば、税金を使い、行政サービスでまかなおうとする他ならない。
地域の絆が必要ということも、限りある財源の使い道からも考えることができるだろう。