自分の音楽史を編纂するように100枚のアルバムを選び、
紹介する文章と共にtwitterに投げていたので、
その投稿をブログとしてまとめました。
元々の投稿 → #アルバム100枚で振り返るmy音楽史
ブログではデビューやブレイクの時期、
紹介したアルバムのリリース日に関係なく、
自分が聞き始めた時期をもとにグループ分けして、
まとめ直したときに通し番号を改めて振り直しています。
あくまで現時点でのベストを選んだものなので
また同じことしても同じにならないと思います。(笑)
①~④の4分割で紹介します。
いいねされなくても好きなだけ好きな音楽を紹介したっていいじゃん。
~基本ルール~
・邦楽から選ぶ
・1アーティスト1アルバム×100組
・スタジオアルバムのみ(ベストなどは除外)
・今聞いていないアーティストも含む
・解散しているアーティストも含む
~分類~
①J-POP多めの原点に近いころ
②邦楽ロックを聞き始めたころ
③ライブ狂いが始まったころ
④比較的最近のもの →イマココ
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④比較的最近のもの
だいたいSuchmosが流行ってたころ (2016~)
シティポップ万歳。サブスクとかこの辺りから。
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#76
THE BAY/Suchmos (2015)
このあとのSTAY TUNEからの快進撃を知らない人いないと思うけど、好みはこのアルバムなんだよね。Suchmos以降、ブラックミュージックをルーツにした人がたくさん出てきて、たくさん聞いたからそゆ意味でも外せない1枚。
#77
H.O.T/Nulbarich (2018)
Almost ThereやIn Your PocketやFollow Meのような看板になる曲が多いのでこの1枚に。NEW ERA好きだからGuess Who?と迷った。当時STUDIO COASTなんて挑戦的だなと思ったけど、いつの間にかチケットなくて必死に探して見に行ったな。
#78
New generation/雨のパレード (2016)
ぱっと浮かんだ曲がTokyoとMovementだったのでこのアルバムに。バンドなんだけど、バンドサウンドだけでない黒い音楽からのルーツを感じられて面白いなと。曲によってはギターなしでシンセの音中心だったりするし。
#79
PURE/向井太一 (2018)
向井太一を初めて聞いたとき、今までわざわざ洋楽を聞いて補充してた"黒い"R&Bシンガーの音楽を邦楽で聞けるようになるんだと思った。打ち込みの無機質なトラックに宿るグルーヴがいいよね。無機質なのにしっとりとした温度がある感じ。
#80
Cigarette & Alcohol/LUCKY TAPES (2016)
このテンポ感がなかなかないよね。聞いてて落ち着く感じ。メンバー3人に金管やらコーラスが入って9人でステージ立ってるのすごかったな。そして小さいフリーライブでも人を揃えてたのもすごい。転換に時間かかってたけど。
#81
ベビー誕生!/フレンズ (2017)
うまく時代を掴んだ1枚だなと。シティ感出してるけど、曲書いてるフロント2人とも東京出身なんだよな。夜明けのメモリーやスタジオジブリをやめないでがお気に入り。あとひろせひろせの外仕事がいいんだよね。廣瀬成仁って誰だよ。気が付かないよ。
#82
hair salon/SHE IS SUMMER (2018)
リード曲多いからWATERと迷ったけど、エンドロールの先を歩くが好きなのでこの1枚を。ふぇのたす聞かなかったのにSISは聞くのが不思議。曲の作家陣だったりライブのサポートも結構面白い面々が揃ってるんだよな。
#83
Loud Colors/CICADA (2016)
クラブ寄りでギターレスなんだけど、人力ドラムンベースだったりフィジカルなバンドらしさがあるのがよかったんだよね。解散したの惜しい。YESはこの先も聞くだろうなと思ったのでこのアルバム。1曲前のup to youも好き。
#84
soirée/西恵利香 (2017)
レーベルメイトCICADAのフロント3人が作詞曲してたり、ひろせひろせがメロ書いてたり、G.RINAって南波志帆の曲でも書いてた人だし、作家陣が面白い。あと本人のライブMCも面白い。「誰よりも素敵な」のアレンジが神がかってるんだよね。
#85
take the sensor/RAMMELLS (2018)
大きく括ればSuchmos以降の"黒い"バンド。ただ、女性ボーカル。爽やかに甘い声。Sensorが大好きなのでこのアルバムに。このイントロの音がライブでもそのまま聞こえてきたときはテンション上がったなぁ。新作楽しみ。
#86
LSC/ラブリーサマーちゃん (2016)
理論が好きなのはわかった。ただ、それだけじゃないのもわかるアルバム。つじりのまっちゃ。そや、水星も202もJustTheTwoOfUs進行だね。人間の土地ですごく楽しそうに音楽やってるように見えたから次も聞きたい。(って書いたあとに新曲リリースしたね)
#87
充分未来/集団行動 (2018)
2ndになってやっとしっくり来てる感じが出てきた。1stはもはやリハビリ中みたいだった。メロディの真部節はもはやお家芸だし、他の人が同じことやったら許されないよね。真部さんの生の演奏聞いたの集団行動でやっとだったんだよな。
#88
MOROHA Ⅲ/MOROHA (2016)
一瞬で掴まれた。泥臭いんだけど、見せる景色はとても美しい。つべこべ言わず聞け。って感じ。まずはtomorrowから。
#89
EVER/橙々 (2017)
何気なしに手に取った1枚からこんなハマるなんて。ツインボーカルにコーラスの3人の声がきれいに絡むバンド。そしてそれがそのままライブで聞けるのも魅力的。もっと大きいところでやってていいのに。もう2年前か。次のアルバム出ないかな。
#90
灯-akari-/aint (2018)
バンドサウンドのロックなんだけどポストロック寄りでさらにはスクリーモやらシューゲイズっぽさもあって面白い。ライブも音源そのままでテンション上がるのでこれからが楽しみ。早く新譜を出して。てかUKPなんだ。残響かと思ってた。
#91
ポタリの2/ポタリ (2018)
君とアワーの頭サビで鳴ってるギターのフレーズと音色聞いた瞬間、このバンド好きになっても大丈夫だ。って安心してハマった。コーラスもちゃんと入ってるし。こないだ解散したの残念だなぁ。ってことでその曲が入ってるアルバムを。
#92
箒星図鑑/吉澤嘉代子 (2015)
アルバム単位ならなんの迷いもなく箒星図鑑。雪のあとに23歳が入る締め方がいいんだよなぁ。エンドロールが入ってるみたいで。作品を通して作者と会話してるの、一番は吉澤嘉代子なんだよな。敬愛する音楽が近い。
#93
World Fragment Tour/sora tob sakana (2019)
アイドルだけど照井さんありきで聞いてる。あと蓮尾さんも1曲書いてるし。トラックがえげつないんだよね。これをバックに歌って踊ってるんだって感じ。まだ生バンドのライブ見たことないんだよなぁ。行ってみたいから情報探っておこう。
#94
Do me a favor/鈴木愛理 (2018)
DISTANCEの出来が素晴らしいと思って聞いてたら赤い公園と一緒にやってた光の方へがお気に入りになったり、他にも山崎あおいが曲書いていたり。これまでのグループの経歴があるから1stから盛りだくさんなのかなと。
#95
Traveler/Official髭男dism (2019)
前作のときは最初の1枚だったんだけど、今回はシングルをリアルタイムで聞きながら出た1枚なのでまた味わいがちがう。藤原聡の実年齢の景色を曲にしている感じが好きなんだよね。ビンテージとか。チケット降ってこないかな。
#96
フレデリズム2/フレデリック (2019)
オドループはもちろん知っていて前々から聞こうかなと思ってたのを最近聞いてみたら思ったよりハマった。こゆ歌謡曲調のメロに弱いんだよなぁ。TOGENKYOが好き。打ち込みの曲だけでなく、生っぽい音の曲もあるんだね。
#97
シティ・ライツ/松室政哉 (2018)
正統派ポップス、オーガスタ直系。そりゃ好きになりますよ。というかオーガスタの中でも特に好みのタイプ。アイエトワエみたいな曲もあって振り幅結構あるよね。このときのライブ、映像演出がキレイだったの思い出した。
#98
正しい偽りからの起床/ずっと真夜中でいいのに。 (2018)
久しぶりに目が覚めるような感覚で聞いたアルバム。「雲丹と栗」みたいな息抜きになるような曲のクオリティがめちゃくちゃ高いのが本当に恐ろしい。ずとまよから芋づる式に広がっていったのでここ最近のエポックだなと。
#99
だから僕は音楽を辞めた/ヨルシカ (2019)
設定とか裏側に込めた思いが多くて読み解くの大変。ライブのときはさらに肉付けされて小説のように進んでいく。トラックが結構エモいんだよね。「人生、二十七で死ねるならロックンロールは僕を救った」のラインが好き。
#100
ガールズブルー・ハッピーサッド/三月のパンタシア (2019)
よく聞いてたボカロPが曲を書いてるので初めて聞いたのにデジャブ感じる。ビタースイートのすこっぷさんとかモロ。1枚のアルバムの中でたくさんの人が作詞曲やら編曲やらで関わっていて曲調が目まぐるしく変わるんだよね。