2018年11月20日(火) 19:00開演 @ サントリーホール
モーツァルト:オペラ『魔笛』序曲 K. 620
モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番 ハ短調 K. 491
(ピアノアンコール)
シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集 作品6より
ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 作品73
(アンコール)
J.シュトラウスⅡ:『南国の薔薇』 作品388
E.シュトラウス:ポルカ・シュネル『テープは切られた』 作品45
指揮:フランツ・ウェルザー=メスト
ピアノ:ラン・ラン
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
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サントリーホールのウィーンフィル3公演の初日。ちょっと今まで聴いてきたウィーンフィルと異なった固めの響きに聞こえたのは座った席(RD)のせいなのでしょうか。オケの音としてはクリーブランド管の方がふくよかな響きがしていたような気がしました。
皇太子殿下もご臨席された華やかな演奏会でしたが演奏自体は普通でした。
アンコールのシュトラウスになってウィーンイフィルの魅力が全開となった気がします。長い「南国の薔薇」がアンコールで聴けたのはなにか得をした気持ち。
ランランのモーツァルトはランラン独自のモーツァルトの世界に思えました。コロコロしたランランのピアノの音は短調ではなく長調の協奏曲の方が合うのかなあと想像しながら聴きました。
ここまで書いたところで以前ランランとアーノンクールが共演したのもこの24番だったことを思い出しました。ランランのピアノはあれと同じだったような気がします。