ヤクブ・フルシャ指揮バンベルク交響楽団来日公演
2018年6月26日(火)19時開演 @ サントリーホール

ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調

(ピアノアンコール)
バッハ:イギリス組曲第2番 イ短調 BWV807より第5曲ブーレ

ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調「新世界から」
(アンコール)
ブラームス(ドヴォルザーク編曲):
 ハンガリー舞曲第17番と21番

ユリアンナ・アヴデーエワ (ピアノ)
ヤクブ・フルシャ(指揮)
バンベルク交響楽団
=====================================================

エコノミー会員券Aシリーズの第一回演奏会でした。
ブラームスはアヴデーエワのピアノのタッチがとても綺麗で魅力的なピアノでした。どちらかと言うとブラームスではなくショパンを思い浮かべるピアノだと感じました。オケはピアノに良く合わせていました。但しピアノとオケの一体感を持ったこの曲特有の迫力はもう一歩に感じました。
ピアノアンコールのとても魅力的な「ブーレ」が聴けて良かったです、

後半の「新世界より」はオーソドックスな演奏でした。2楽章のコールアングレの気持ちのこもった演奏に引き込まれました。これが最大の収穫!(^^)!

エコノミー会員券の引き取りが予想以上に長い列だったの比べ、会場は空席が目立って演奏者に気の毒に感じましたが演奏に対し熱狂的な??反応だったので演奏者の皆さんも満足されたら良いなと感じた次第。
初めて見たのフルシャは、指揮台でジャンプしたり大きな身振りの「暑ーい」指揮をする人でした。写真から勝手にクールなイメージもっていたのですが違いました。思わずピアノと格闘する?マツーエフを連想(笑)。 数年前に同じオケと来日したブロムシュテットのオケに対するコントロールの凄さを改めて実感しながら聴いていました。フルシャも更に経験を積んで偉大な巨匠になってほしいです。何しろ指揮者界は人材不足ですから、、、、