N響第1890回Bプロ定期公演

2018年6月21日(木)19:00開演 @ サントリーホール

カバレフスキー: チェロ協奏曲第2番 ハ短調 作品77
(チェロ・アンコール)
伝ナレクの聖グレゴリオ:ハヴン・ハヴン

チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 作品64

チェロ:マリオ・ブルネロ
指揮 :尾高忠明
NHK交響楽団
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組曲「道化師」しか知らないカバレフスキーのチェロ協奏曲と言う非常に珍しい演目。ブルネロもライヴでは初めて聴くチェリスト。拍がはっきりしていて比較的聴きやすい曲でしたが印象には残る曲ではなかったです。3楽章アンダンテ・コンモートの最終部分は何となくドヴォコン2楽章の最後を連想させる部分が興味深かったです。残念ながらブルネロの魅力もわからず
(ブルネロ氏ご自身の意向による曲目変更との事でしたが、残念ながら変更前の曲目を私は覚えていません)。

ビオラトップが川本女史だったので「ドン・キホーテ」だったらもっと良かったのになあとの無い物ねだり(>_<)

アンコールはチェロ・パートと共に演奏されました。「アルメニアン・オールド・ソング」とブルネロの説明が聞き取れましたが、弱音器を使った(?)縦笛を連想させる面白い曲でした。

後半のチャイコフスキーの5番は尾高さんらしい(?)すべて想定内の安定した演奏。

ロトのハルサイを聴いたばかりのせいか刺激の無い演奏会は何だかなあと言うのが正直な感想。


下手から第一、第二ヴァイオリン、チェロ、ビオラと言う配置を見るのは久しぶり。