個人的には全く知らなかったのですが、クルレンツィスは18/19シーズンより旧SWRシュトゥットガルト放響と旧バーデンバーデン・フライブルクSWR響の合併でできた新SWR響の最初の首席指揮者に就任するとの事
http://www.teodor-currentzis.com/index.php/news/chief-conductor-at-swr-symphony-orchestra/
シュトゥットガルトに滞在中の方からクルレンツィスとSWR響のブルックナー9番とリゲティ「ロンターノ」の演奏会がネットで視聴できると教えていただきました
(ご自身は現地でのチケット争奪戦を勝ち抜き?ライブを聴かれたとか、羨ましい限り)。
クルレンツィスはムジカ・エテルナ専門でフル編成のオケを指揮するとは思っていなかったので驚きでしたが非常に充実した聴きごたえのあるブルックナーでした。曲の雰囲気が醸し出されるような指揮姿もなかなかだと思いました。オケもなかなか渋い。3楽章の後、続けて演奏された「ロンターノ」は初めて聴く不思議な曲。終演後の会場は沸きに沸いていました。こう言う元気が良く才能のある若手指揮者を聴く事が出来るのが本場の強みなのでしょうね。
「ロンターノ」はアバドのウィーン・モデルンに収録されているらしいのできちんと聴かなくては、、、
そう言えば今年夏のザルツブルク音楽祭でベートーヴェンのチクルスをやると案内がきていました。その時もムジカ・エテルナを指揮したコパチンスカヤとのチャイコンやショスタコーヴィチの14番をCDの印象から何でクルレンツィスが、、と思っていました。さらに世間で評判のフィガロやハルサイも手を出しにくい、悲愴も、、、、なんてネガティブに考えていましたが、機会を見てきちんと聴いて見る必要がありそうです。
今まで私的には無印だったムジカ・エテルナとの初来日公演が2019年2月にありますねぇ(^ ^)