2017年11月22日(水) 19:00 開演 @ サントリーホール
プロコフィエフ:
組曲「キージェ中尉」 op.60
スキタイ組曲「アラとロリー」 op.20
交響曲 第7番 嬰ハ短調 op.131 「青春」
トゥガン・ソヒエフ
NHK交響楽団
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ソヒエフはN響の客演やトゥルーズの来日公演などいくつかの演奏会を聴いていますがバレエ音楽にもかかわらず中身の濃い表現だった「白鳥の湖」などが特に印象に残っています。今夜も期待通りの素晴らしい演奏会でした。
学生時代に懸命に勉強した交響曲7番はまさに自分の「青春」。抑えめに始められた1楽章が始まると当時のいろいろな事を思い出して感情の入れ込みが強すぎる自分がいました (-"-;A
→ この7番は大好きなのです !(^^)!
甘味なメロディーだけに流されることなく全体を抑え気味に進めながら4楽章の最後にクライマックスを持ってくるソヒエフの演奏は素晴らしかったです。マルティノン以外なかなか気に入ったCDに巡り合わなかった曲ですが今夜の生演奏は素晴らしかった(ソヒエフがCDを出していた事は今知りました)。
前半の2曲は名前だけを知っている馴染みのない曲。ところが予習を兼ねて水曜日の放送を聴くと今までにも耳にしたことのある取っつき易い曲に感じました。今夜のライブを通じてより親しみやすい曲になりました。
今夜のような曲を演奏する時のN響は安心して演奏を楽しむことが出来ます。ブラボーN響でした!(^^)!
独欧系の演目が多い外来オケの演奏会が続く中、昨日までプロコフィエフの曲ばかりの演奏会に行くテンションはかなり低めでしたが、昨夜の放送を聴いてから演奏会が楽しみになっていた私でしたが期待どおりの素晴らしい演奏会でした。