モーツァルト
● ピアノ協奏曲第24番ハ短調 KV 491
● ピアノ協奏曲第17番ト長調 KV 453

 ラン・ラン(ピアノ)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ニコラウス・アーノンクール(指揮)

 録音時期:2014年4月14~17日
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
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ラン・ランとアーノンクールが共演したモーツァルトの
ピアノ協奏曲2曲を聴く機会がありました。
自分の持つ曲のイメージとは違った独特の演奏でしたが
手垢にまみれていないモーツァルトの魅力も感じられた
良い演奏で個人的には気に入りました。でも気になって
HMVなどで評価を見ましたが、あまり良くなかったです( ;∀;)

 

そんな中、4月に録画したアーノンクールの追悼番組で
「ミッション・モーツァルト」と言うドキュメンタリーに
この録音の模様が収録されていることを知りました。
 (NHK BSプレミアム「プレミアムシアター」
  4月11日(月)午前0時50分~4時53分)

録画したまま放っておくいうことはよくあることで
今まで気づかなかったのですが、昨夜偶然見つけて
全部観てしまいました。

アーノンクールのアイディアも吸収してそれを具現化
できるテクニックを持ったラン・ランはとても素晴らしく
気持ちの良いドキュメンタリーでした。
バレンボイムとの共演で学んだ事とは違ったアイディアも
矛盾なく吸収する、、、、

 

なんとなく敬遠していたラン・ランですが、率直な態度や
明るい性格を見ているとファンになりますね(*^^)v

ドゥダメルや 今回のラン・ランのような西洋音楽の
伝統とはかけ離れた世界から出た才能をバレンボイムや
アーノンクールのような先輩が惜しみなく育てる世界を
見ているだけでこちらの気持ちも暖かくなります。

 

ドキュメンタリーと全く同じ内容かどうかは確認して
いませんがYoutubeでもドキュメンタリーを観る事が
できるようです。

https://youtu.be/i8NIUyYbowg