ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調
フルトヴェングラー、ベルリン・フィル
1944年10月7日ベートーヴェン・ザール
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フルトヴェングラーのブルックナーは7番、
8番を聴いた事がありますが、テンポの揺れが
恣意的に感じられて馴染めなかった記憶が
あります。
今回初めて聴いた9番は全体的にテンポが
早いです。そしていつもの緩急をつけた演奏。
意外な事に9番ではこの辺が気になりません。
個人的にはあっさり目の2楽章とフルトヴェングラーの
思いが伝わってくるような3楽章が気に入ってます。
録音は強音部での音割れなどありますが、比較的聴きやすい
音でした。