"Con cariño
Gustavo Dudamel"
9月27日(土)16:00開演 @ サントリーホール
リムスキー・コルサコフ :ロシアの復活祭序曲 op.36
ムソルグスキー(リムスキー・コルサコフ版) :はげ山の一夜
リムスキー・コルサコフ :シェエラザード op.35
(アンコール)
J.シュトラウス2世:エジプト行進曲
グスターボ・ドゥダメル
ウィーン・フィル
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ウィーン・フィル東京公演最終日はリムスキーコルサコフ関連の
曲を集めた演奏会でした。座席はRA(低弦側)。コンパスは
予想通り(?)シュトイデ。フォアシュピーラー席のキュッヒルは
ヘッツェル時代以来初めて見ました。コンマスがシュトイデに
なっただけでオケの音が優しくなったような気がしましたが
気のせいかも?
予想通り最初の「ロシアの謝肉祭」は途中で何度かウトウト(^_^;)
アンセルメしか聴いた事がありませんが、あまり面白くない曲に
感じます。
「はげ山の一夜」はドゥダメルらしいリズミックで快速テンポの
はげ山でした。やはり原典版より理リムスキーコルサコフ版の
方が魅力的です。それでも「何故、最後の演奏会ではげ山??」
と言う戸惑いがありました。
休憩後は「シェエラザード」。ホルンが不調でしたがシュトイデの
ソロはすばらしい。それよりもドゥダメルの構成力のすばらしさを
体験できました。それは4楽章の最終部分、シュトイデのソロに
絡まるオケ。この部分ははっきりドゥダメルのリーダーシップが
出ていたと思います。「シェエラザード」のドラマをはっきり
感じました。まさにドゥダメル恐るべし。彼はウィーン・フィルを
しっかりコントロールしていたと思います。
彼のこれからは要チェックです(^O^)/