2~3日前にご紹介したAltusの板起こし復刻盤、フルトヴェングラーの
「田園」をゆっくり聴きました
http://ameblo.jp/kotapipakesuie/entry-11849804237.html
コアなフルヴェン・ファンの多い世代の人間ですが、バイロイトの
「第九」以外、あまり熱心なフルヴェン・ファンではない私ですが
改めて聴くこの「田園」は素晴らしい。自分の持っている
フルトヴェングラーの荒々しいイメージとは違って 情緒豊かな
雰囲気のあふれる風景はまさに「田園」でした。
なんて、今更私が書いても恥をかくだけなのでやめます。
一度、聴き終わるともう一度聴きたくなって、繰り返し1楽章から
聴いてしまった、、、、 そんな演奏でありCDでした。
ともかく4楽章の終わりの部分の寂しさが堪らないです。
我が家にはブライトクランクの「田園」があります。音場の
広がりを求めて「ブライトクランク盤フルトヴェングラー」は
結構、集めました。今回も田園を聴いてみましたが
(特に)弦楽器の音が薄く聴こえて まあこんなものかという程度。
板起こしのフルトヴェングラーやクナッペルツプッシュCDは
何回か買った事がありますが、いつも通常のCDで
十分と感じていました。今回は(価格も安いですし)なかなか
こだわりがこちらにも伝わってくる聴きごたえのあるCDが出てきたと思い
後続が楽しみです。
このCDにも2楽章と3楽章の間(B面の冒頭部分?)に
少し針音はしますが、鑑賞には気になりませんでした。