イヴラギモヴァのイザイ無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
2014年4月30日(水)19時開演 @トッパンホール(D-22)
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Op.27
第1番 ト短調
第2番 イ短調
第3番 ニ短調
第4番 ホ短調
第5番 ト長調
第6番 ホ長調
ヴァイオリン:アリーナ・イヴラギモヴァ
=============================================
初めてイザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ全曲を
生演奏で聴きました。イヴラギモヴァはCDも聴いたことが
無かったのですが、ベートーヴェンのヴァイオリンソナタの
評判が良かったので楽しみにして出かけました。
チケットは完売、満席でした。
6曲全曲を通して聴いて、やはり聴く機会が多い2番、3番が
魅力的な曲だなあと感じました。それに次ぐのはクライスラーに
捧げられた4番でしょうか。
2番はバッハの無伴奏Vnパルティータ3番からの引用があり
「怒りの日」がそこここに顔を出す名曲。この曲はティボーに
捧げられたとの事ですが、古い「ティボーとコルトーのフランク」
しか知らない私にはティボーだったらどのように弾いたのだろう
と想像してしまいました。
3番は偶然ですが先日クレーメルのアンコールで聴いたばかり
なので自然にその時思い出しながら聴いてしまいました。
クレーメルが枯れ切った孤高の無伴奏とすればイヴラギモヴァは
若さが感じられる色気のある演奏。思わず「若いって素晴らしい」と
思わせる名演でした。
正味一時間半弱の間、ヴァイオリン・ソロを聴いていると
この曲は技巧をひけらかす為の曲なのか、他の意図があるのか
良く分からなくなったことも確かです。
はじめてお目にかかるイヴラギモヴァ。「音が小さい」と言う
コメントを読んだ記憶がありますが、音量は十分。ダイナミック
レンジの広い演奏で聴きごたえがありました。写真では
小柄で清楚な方だと思っていましたが、小柄ながらいかにも
ロシアの娘さんと言う感じ、堂々とした舞台姿で奏でる
無伴奏は迫力十分でした。
2014年4月30日(水)19時開演 @トッパンホール(D-22)
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Op.27
第1番 ト短調
第2番 イ短調
第3番 ニ短調
第4番 ホ短調
第5番 ト長調
第6番 ホ長調
ヴァイオリン:アリーナ・イヴラギモヴァ
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初めてイザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ全曲を
生演奏で聴きました。イヴラギモヴァはCDも聴いたことが
無かったのですが、ベートーヴェンのヴァイオリンソナタの
評判が良かったので楽しみにして出かけました。
チケットは完売、満席でした。
6曲全曲を通して聴いて、やはり聴く機会が多い2番、3番が
魅力的な曲だなあと感じました。それに次ぐのはクライスラーに
捧げられた4番でしょうか。
2番はバッハの無伴奏Vnパルティータ3番からの引用があり
「怒りの日」がそこここに顔を出す名曲。この曲はティボーに
捧げられたとの事ですが、古い「ティボーとコルトーのフランク」
しか知らない私にはティボーだったらどのように弾いたのだろう
と想像してしまいました。
3番は偶然ですが先日クレーメルのアンコールで聴いたばかり
なので自然にその時思い出しながら聴いてしまいました。
クレーメルが枯れ切った孤高の無伴奏とすればイヴラギモヴァは
若さが感じられる色気のある演奏。思わず「若いって素晴らしい」と
思わせる名演でした。
正味一時間半弱の間、ヴァイオリン・ソロを聴いていると
この曲は技巧をひけらかす為の曲なのか、他の意図があるのか
良く分からなくなったことも確かです。
はじめてお目にかかるイヴラギモヴァ。「音が小さい」と言う
コメントを読んだ記憶がありますが、音量は十分。ダイナミック
レンジの広い演奏で聴きごたえがありました。写真では
小柄で清楚な方だと思っていましたが、小柄ながらいかにも
ロシアの娘さんと言う感じ、堂々とした舞台姿で奏でる
無伴奏は迫力十分でした。