引き続き録画番組の視聴感想です。

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ベルリン・フィル ヨーロッパ・コンサート2013 イン・プラハ 
                              
「タリスの主題による幻想曲」   ヴォーン・ウィリアムズ作曲
                              
「聖書の歌 作品99から」         ドボルザーク作曲
  ・雲と暗闇は主の周りにあり               
  ・おお神よ 私の祈りをお聞きください          
  ・主は私の羊飼い                    
  ・神よ あなたに新しい歌を               
                   以上、ドボルザーク編曲
  ・バビロン川のほとりで                 
  ・私に目を注ぎ 哀れんでください            
  ・私は目をあげて山々を見る               
  ・主に向かって新しい歌を歌え              
                   以上、ツェマーネク編曲
                              
「交響曲 第6番 ヘ長調 作品68“田園”」        
                      ベートーベン作曲
        (メゾ・ソプラノ)マグダレーナ・コジェナー
        (管弦楽)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
                  (指揮)サイモン・ラトル
  ~チェコ・プラハ城内 スペイン・ホールで収録~(2013/5/1)                    
                              


五嶋みどり&ズービン・メータ指揮              
         ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団演奏会
                              
「悲劇的序曲 作品81」           ブラームス作曲
「交響曲“画家マチス”」          ヒンデミット作曲
「バイオリン協奏曲 ニ長調 作品77」    ブラームス作曲
                              
                  (バイオリン)五嶋みどり
       (管弦楽)ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
                  (指揮)ズービン・メータ
    ~ドイツ・ミュンヘン・フィルハーモニーで収録~(2013/2)
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ベルリン・フィルのプラハコンサートは音楽ホールではなく
お城の大きなホールに臨時の舞台を作った様子で観客も平土間に
並べられた椅子に座っての鑑賞。居心地が悪そう(*_*)


最初の二曲は知らない曲で印象に残らず。ラトル夫人のコジェナーの
歌った2曲目は演奏終了後総立ちの拍手だったので良い演奏だったので
しょうが、良くわかりませんでした((+_+))
新しい曲を聴くことが億劫になっています。


最後の「田園」はかなり個性的。特に前半はまったりした感じで
耳になじんだ「田園」とはかなり変わった演奏に戸惑いました。
コンマスは樫本さんが頑張っていたし、アバドの日本公演で見かけた
人たちのその後のお姿を拝見できたのが収穫でした。


ベルリンフィルに続いてミュンヘンフィルと五嶋みどりの共演が
録画されています。
録音のせいもあると思いますが、ベルリンフィルを聴いた後で
聴くミュンヘンフィルの響きの素朴なこと。大変興味深かったです。
メインが五嶋みどりとのブラームスのヴァイオリン協奏曲でした。
予想に反して(?)ガリガリ弾く五嶋みどりのヴァイオリンの響きは
あまり美しく感じられませんでした。オケに比べてヴァイオリンの音が
小さく聞こえたのは録音のせいでしょうか。メータが一生懸命
オケの音を小さく指示していたのを見ると必ずしも録音のせいだと
ばかり言えないように感じました。

五嶋みどりの演奏を聴いているととても苦しく感じてきます。
ブラームスにはもう少し明るい感じが好きです。貴重な五嶋みどりの
協奏曲の録画ですが、好き嫌いは仕方がないですね((+_+))

五嶋みどりが演奏会に復帰しつつある(?)のはうれしい限りです。

今月に予定されているシャイー、ゲヴァ管とのメンコン、皆さんの

感想が楽しみです (^。^)