2013年11月9日(土) 14:00 開演

@サントリーホール、大ホール


ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第12番 変ホ長調op. 127 から第1楽章
シューベルト :弦楽四重奏曲 イ短調 D804 「ロザムンデ」から第1楽章
ベートーヴェン:七重奏曲 変ホ長調 op. 20から第6楽章

※いずれもシューパンツィックらが初演


クレメンス・ヘルスベルク(おはなし/ドイツ語)
キュッヒル・クァルテット
(第1ヴァイオリン:ライナー・キュッヒル、
第2ヴァイオリン:ダニエル・フロシャウアー、
ヴィオラ:ハインリヒ・コル、
チェロ:ロベルト・ノーチ)
クラリネット:マティアス・ショルン
ファゴット:シュテパン・トゥルノフスキー
ホルン:ロナルド・ヤネシッツ
コントラバス:ミヒャエル・ブラーデラー

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普段は土日の演奏会に行かない主義ですが、明日10日の
チクルスに行くので今日の講演会にも行きました (^_^;)
今回のテーマはベートーヴェンと親交が深く弦楽四重奏曲の
多くを初演したヴァイオリニスト、イグナッツ・シューパンツィックの
お話。
同時通訳の日本語でヘルスベルグ楽団長のお話・・・長かったです(>_<)
話を聞いていてシューバンツィックの精神がウィーンフィルの伝統の
基になっている事がわかりました。

短い楽章の細切れ演奏はチョッと物足りなかった。
RB席で聴いた弦楽四重奏は音が遠かった。いくら響きの
良いホールでも大ホールで室内楽を聴くのは厳しく
感じました。でもクレーメルの時はそういうことを感じなかった。
クレーメルは弓に思い切り圧力をかけて弾き、ウィーンの奏者は
弓に圧力をかけるよりも運弓のの速さで勝負という違いなのだろうか。
興味深く聴きました。


アンコールは7重奏曲からメヌエット。