昨晩の「黄昏」は終幕まで観ることができました。
ボイトのブリュンヒルデの自己犠牲が集中力の高い歌唱で
こちらもすっかり夢中になって聴いてしまいました。
気のせいはボイトさんは昔より若返ったよう??
ワーグナーは聴く決心をするのがかなり大変なのに
聴き始めるとやめられなくなるという毒をもった音楽だと思います。
それが堪らない、、、
遅く寝た割には早く目が覚めてテレビをつけるとNHK音楽祭2012の
マゼール、N響をやっていました。ちょうどサラ・オットのグリーグ3楽章の
始まり部分。マゼールは伴奏でも暗譜でした。オットさん髪の毛が
短くなっていた。NHKのカメラもいつも協奏曲で独奏者を映すのとアングルが
違う場面が多かったような(笑)
なんて、音楽よりも画面を楽しみました。
後半のチャイコフスキー:交響曲4番はマゼールらしい演出で緊張感
あふれた快演でした。アンコールのルスランとリュドミュラ序曲も
乗りに乗った演奏で久しぶりに聞くこの曲で久しぶりに快感を
味わいながら聴きました。マゼールは80歳を超えているはずですが
すごくお元気。ミュンヘンとのブルックナーが待ち遠しいです。
N響もやればできるのですけどね(笑)
サントリーのB定期、期待と不安が高まります。グリモーで
ブラームスのピアノ協奏曲2番ですから全力を出してほしいです。