モーツァルト
・ピアノ協奏曲第19番 ヘ長調 K.459
・レチタティーヴォ『どうしてあなたが忘れられましょう』と
アリア『心配しないで、愛する人よ』 K.505
・ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K.488
モイカ・エルトマン(ソプラノ、K.505)
バイエルン放送室内管弦楽団
エレーヌ・グリモー(ピアノ&指揮)
録音時期:2011年7月22,23日
録音場所:ミュンヘン プリンツレーゲンテン劇場
録音方式:デジタル(ライヴ)
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グリモーのモーツァルト。買っちゃいました。
DG録音のグリモーのCDは殆ど集めたはず。
今回は輸入盤なのでDVDは無しです。チョット残念(笑)
グリモーのモーツァルトはいかにも彼女らしい
(良い意味で)頭で考えた演奏。23番も先日
聴いたブニアティシヴィリに比べるとグリモー自身が
もっと雄弁に語りかけてきます。
個人的にはもっと自然体のモーツァルトの方が
好みですが、ピアノの明晰なタッチは魅力的でした。
それから23番のブゾーニのカデンツァ。ホロヴィッツも
これだったとの事ですが覚えていません(^_^;)
アバドが気に入らなかったのもわかるような気がしますが
これはこれで一聴の価値はあると思います。
3曲の中でエルトマンとのコンサート・アリアが
一番気に入りました。エルトマンを初めて聴きましたが
とても新鮮な歌声で惹かれました。グリモーの
ピアノもエルトマンの歌にピッタリ合っていました。