最近、クリーブランド管との再録音が進行中の内田光子のモーツァルト
ピアノ協奏曲22番と23番です。内田光子と言うピアニストは世界の一線で
活躍されているピアニストと言う意味でファンなのですが、演奏自体に
無条件で賛同と言う訳ではありません。ジェフリー・テートと協演した
モーツァルトのピアノ協奏曲のCDを何枚か持っていましたが、
印象に残ったモノが無くて どれもいつの間にか処分してしまいました。
偶々、レコード棚に残っていた唯一のレコードを聴きました。
22番、23番どちらも魅力的な演奏で以前聴いた印象と全く異なるので
驚いています。内田光子のピアノの音がまろやかで新鮮です。
目立たないと思っていたテートのバックが内田にピッタリ寄り添いながら
きちんと自己主張をしているように聞こえます。若い頃はこの演奏の
良さが判らなかったのかなあとチョット不思議な気持ちになっています。
こちらは取り出しただけで未だ聴いていません。レコード棚をいじっていると
聴きたくなるレコードがいろいろ目について引っ張り出すのですが
聴かずに棚に戻すものも結構あります (+_+)
でも眺めているだけで結構楽しいです(^^♪