ピアノによるラフマニノフ:ピアノ協奏曲2番です。
久しぶりに聴きました。あっさり目だと思いますが
良く歌う演奏なので気に入っています。アバド共々
歌心に溢れた演奏だと思います。楽章の合間でも
グリモーとアバドは良い雰囲気でした。こんな二人が
最近モーツァルトの協奏曲(21番?)でカデンツァを
モーツァルト自作にするかブゾーニにするかで
もめて録音が中止になったと言うのは信じられません。
グリモーは弾き振りでモーツァルトを録音してしまうの
ですからなかなか根性のある人ですね。
いろいろなカメラアングルから彼女を捉えるのですが
どこから映されても完璧(笑)。眉に皺を寄せたり
苦しそうな顔をしたりしない彼女の演奏を見ていると
いつも感心させられます。
来年1月のN響定期にブラームスの2番をジンマンと
演奏するのをとても楽しみにしています。