書いても仕方がないので出来るだけ”暑い”と言う言葉を
書かないようにしているのですが、それにしても暑い毎日が
続きますね。
音楽を聴くには最悪の毎日です。クーラーを我慢して
聴かれる方が多いようですが、私は軟弱なのでクーラーを
かけながら聴いています。集中力に欠けるのですが
暑さにはかないません。そんな猛暑の日曜日に
よりによって取りだしたのがケンペとミュンヘンフィルの
第九でした。
ベートーヴェン
交響曲第9番ニ短調作品125「合唱付」
ケンペ指揮ミュンヘンフィル
録音:1973年5月31日~6月4日
ソプラノ:ウルズラ・コジュート
コントラルト:ブリギッテ・ファスベンダー
テノール:ニコライ・ゲッダ
バス:ドナルド・マッキンタイア
ミュンヘンフィル合唱団
ミュンヘンモテット合唱団
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こちらの思いこみのあるのかもしれませんが何とも真っ当な
第九でした。正統派と言う言い方はとても抽象的ですが
くすんだ音色で早すぎず、遅すぎず淡々と演奏が進められて
行く。暑い日に聴くにはこう言う演奏も良いのかなあ等と
自分でも良く分からない事を感じながらエアコンのノイズに
耐えながら聴き終えました。
自分にとってこの演奏の価値をどのように評価するかが
非常に悩ましいです。以前だったらまず買わないCDです。
EsotericのSACDと言う事に魅力を感じて買いました。
いくつかの曲を聴いてみるとそれなりに魅力のある演奏。
でも、自分にとって どうしても聴きたくなる演奏では無い。
下取り処分するには勿体ない、、、、、
贅沢な悩みだと思いながらも いつもこんな反省を繰り返して
います。暑さと年のせいか、、、、、(恥)