こたの音楽三昧

ショパン:エチュード 作品10

      即興曲 1番~4番

      アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ


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三浦友理枝と言う若手のピアニストが弾いたショパンの

ピアノ曲集です。ピアノソロは殆ど聴くことがないのですが

最近入手した音源です。

驚きました。演奏者が判らないまま聴き始めたのですが

とても粒立ちの良いタッチでとても素敵な練習曲がきこえてきて

結局、一気に聴き終えてしまいました。聴いた後に、いろいろ

調べると三浦友里枝と言うピアニストが弾いた演奏だという

事がわかり日本人にもここまで素晴らしい演奏が出来る人が

いるのだとわかり驚きました。

HMVには”20歳代だからこそ弾ける音色を表現したかったに違いない。

一粒一粒が瑞々しく輝き、曖昧な音や響きはない。多彩な表情を

描き出す音楽性の豊かさも聴きものだ。”と書いてありました

20歳代だからどうのこうのは判りませんが初々しい響きで

多彩な表情と言うのはその通りです。


こういう演奏を聴いているとピアノのソロを聴くのも良いなあと

言う気持ちになってきます。

殆ど聴かない曲なのでこの演奏が特別なのか判りませんが

DSD再生のメリットもはっきり出ていました。

手持ちのCD音源のアシュケナージを聴くと音の粒立ちが平坦に

きこえてしまいます。