こたの音楽三昧

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲ニ長調

バレンボイム、イギリス室内管
 1973年録音
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遥か昔、渋谷にあった「田園」と言うクラシックの音楽喫茶で
良く流れていました。初めて聴いた時にVnソロの部分が
ピアノで始まったので面喰いましたが意外に良い曲です。


ヴァイオリン協奏曲を作曲者自身でピアノ協奏曲に
編曲したもの。親友夫妻への結婚祝いのプレゼントだった
らしいですが ベートーヴェンは以外に洒落た事をする人
だったのかも。

カデンツァも自分自身の作です。1楽章のカデンツァは
ティンパニ入り。シュナイダーハンはこれをVn用に編曲して
ヨッフムと録音しています。


最初に手に入れたのがピーター・ゼルキン 小澤、
ニューフィルハーモニア管と録音したCD。昨日、内田光子の
演奏で聴いたシェーンベルクのP協奏曲との組み合わせと言う
売上は全く期待できない1枚でした。


その後、バレンボイムが弾き振りをしたイギリス室内管弦楽団
との演奏を聴いています。特に目立った事をしていませんが
すっきりとした演奏は疲れた頭をリラックスさせてくれます。


こたの音楽三昧

ジャケットはLPの方が好きです。