hirostarさんとのやり取りで気になっていたミケランジェリの
モーツァルト:ピアノ協奏曲20番ニ短調と25番ハ長調を
しばらくぶりに聴きました。
以前、聴いたときにはモーツァルトのイメージとは違って
好きになれずそのまま仕舞い込んでいた1枚でした。
それが今日聴いてみて印象が全く違いました。
自分でも驚いたことにとても好きな演奏でした。ピアノの
タッチが明晰で粒立ちの良い美しい音にスッと引きこまれて
しまいました。前に聴いたときはタッチの固いだけの音に
聞こえましたが、今回は違いました。ニ短調、ハ長調ともに
ロマンチックな演奏ですがしつこくなりません。苦手な
ハ長調の3楽章がとても魅力的に聞こえました。
コード・ガーベン、北ドイツ放響のバックもミケランジェリに
上手く合わせていると感じました。溌剌としていますが
粗っぽくない。確かガーベンは指揮者と言うよりプロデューサーか
何かが本職だったと記憶していますが オケを上手くならして
います。
聴き終わるともう一度聴きたくなる、そんな1枚でした。
13番等が入った1枚も聴きたいのですが見つからない(>_<)
持っていませんがポリーニがウィーンフィルと協演した
モーツァルトも聴いてみたくなりました。