こたの音楽三昧

日曜の佐渡/日フィルの余韻かマーラーの交響曲6番を

アバド、ルツェルン祝管の2006年ライブをブルーレイで見ました。


佐渡さんの濃い熱演に比べすっきりした熱演。

こちらは2楽章をアンダンテ・モデラート、3楽章をスケルツォに

した版ですが、やはり逆の方が自分には合います。

1楽章の余韻をスケルツォで楽しんだ後、アンダンテ・モデラートで

気分を鎮め4楽章が始まると言うのが自分の中でも構成なので。

この演奏、さすがにすごいです。4楽章の最後にはすっかり

気持ちが充実してかなりの興奮状態でした。

演奏が終わってアバドが指揮棒をおろしてからもしばらくの間

静寂が続いて、、、、、聴き終わった後、腹にずっしりとした充実感が

感じられる名演でした。


2006年ですから演奏者の懐かしいお顔も拝見出来て良かったです。


唯一、気になったのは多分4楽章の一部を差し替えている事。

3楽章までは2本のピッコロは女性、男性だったのが、4楽章途中で

若い男性2名に代わっていました。ピッコロがクローズアップされて

映るので多分間違えないかと。最後の拍手の部分では元の女性、

男性に戻っていました。画面があるとこんなところが気になって

しまいます。

それからフルートのズーンがアップされる場面では2ndの女性の

左腕の注射跡が見えたり、結構変な所に目がいってしまいます(恥)


恥かきついでにもう一つ白状します。オーディオ装置で聴いたのですが

TVの音を消し忘れました。このブルーレイ 音がイマイチ何て思いながら

聴いていましたが、原因はこちらにありました (・・;)