ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調
サントリーホール
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今夜の演奏会は危なく行けなくなるところでした。
急に千葉の先の茂原と言うところまでお客さんと出張の
予定が入りました。何とか茂原発17:44の特急で東京駅まで
戻れました。前半にモーツアルトのピアノ協奏曲8番がありましたが
早めに諦め。丁度、3楽章の残り1分程度のところで会場に到着。
茂原から東京までの特急の中でビールを飲んでしまったので
ブルックナーの1楽章は少し記憶が薄れるところが、、、
それでも1楽章最後の盛り上がりで一気に現実に引き戻されました。
最後の和音がクレッシェンドするところ。都響の実力を感じました。
1楽章と2楽章を切れ目無しで演奏したがった様子のインバル。
残念ながら観客の咳などでチョットお休み。2楽章は早め。
シンバルのはいるクライマックスまでの盛り上げが凄い。
3楽章のリズミカルなテンポ。4楽章はさすがにオケに疲れも
見えましたがインバルがしっかり引っ張って大団円。
全体に早めのテンポに対しこちらはもっとゆったりとした響きが
聞きたいなどと生意気に考えていましたが、インバルと都響の
万全の演奏をすっかり満喫してしまいました。
前半は聞き逃しましたが、今夜はP席で\3,500。この価格で
これだけの演奏が聴けたのですから幸せな気分です。
インバルと都響のSACDはマイクに助けられる部分が多いはずだから
買わないぞとずっーと思っていましたが、いつの間にかこの組み合わせの
SACDも買ってみたい。そんな気にさせられました。