名曲は昔からその時代の名手の演奏が揃い
それぞれが高く評価を受けている。ベートーベンの
Vn協奏曲もその典型でいろいろな演奏が自然に
ラックの中に集まっている。
そんな中で新人の演奏はどのように考えたら良いのか
判らなくなる。
iTunesで購入したアルバムがこれ。ジャニーヌ・ヤンセンが
パーヴォ・ヤルヴィと演奏したアルバム。今日あらためて
聴くと彼女のVnは素晴らしい。特にカデンツァの部分の
美しさといったら惚れ惚れする。音程が良い、ダブルストップの
響きが完璧。ヤルヴィのオケも颯爽とした演奏。
と言うことで気に入ったが、これは名盤?判らない。
iTunesなので気楽にポチしたがお店でCDは買わないかも。
併録のブリテンは聴きやすく面白い。こちらを目的に
買う人はいるかも知れない。
新しい演奏家を売り出すことは難しいと実感した。