毎日暑い日が続いて特に今週はお疲れ気味。
なかなか音楽を聴く気になれない。ベルリンフィルの
DCHで録画しておいた内田光子さんのベートーベンを
眺めながら眠ってしまったり集中できない日が続いている。
昨夜は一念発起して賑やかな曲をと言う事でミュンシュの
サンサーンス:交響曲第3番を聴いた。
最近はカラヤンのLPやバレンボイムのSACD-SHM
等を聴いていたがミュンシュのCDは最近入手したまま
放ってあったもの。LP時代から評判が良かったが
ミュンシュのLP.CDは殆ど買った事が無く不思議に
縁の薄い存在。今回、SACDで聴いてみて爽快間いっぱいの
演奏で古い録音なのに音も良い事に驚かされた。
暑気払いには最適な1枚。ドビュッシーの”海”等が
続くがこちらは割愛。
続いて聴いたのがこれ。モントゥーの"英雄”。
しばらく前に聴いたブラームスの2番も同じだったが
昔聴いた記憶とは全く違った演奏だったのでビックリ。
そっけないくらいあっさりと進行してしまうので肩すかしを
くった気分。いつの間にか自分の中に勝手なモントゥー像が
出来ていた事を改めて気が付いた。そう言えばマルティノンの
”悲愴”、ショルティの"英雄”も以前の記憶と全く異なるところが
同じだった(いずれもガッカリ系)。
逆に良かったのはムラヴィンスキーのチャイコフスキー"悲愴”。