今日から夏休みを取った。9日の月曜日まで。久しぶりの連休。
せっかくの休みだが昼間は暑くて音楽を聴く気がしない。時間が
もったいないが気持ちがのらないので仕方がない。
夕食後、最近購入したSACDのショルティ、LSO:バルトークの
オケコンなどを聴く。確かに音が良いのだが高い音を中心に
音がザラザラしているように聞こえるのが気になる。こちらの
聴き方も神経質になっているのかも。
このSACDを聴いた後、ブルックナーの8番をジュリーニ、ウィーンフィル
のレコード(ドイツ盤)で聴く。しばらく前にCDを聴いて気に入らなかった
演奏だが今日LPで聴いた印象は全く違って音も潤いがあり深みのある
演奏に聞こえてしまった。不思議なことだが今日は良い演奏を聴いたと
言うのが正直な感想。アナログの方が音が優しく聞こえるように改めて
感じた。アナログは音を出すまでの手順が多いのでCDを聴く機会が
多いが、もう少しLPを聴きたくなった。
オケコンをレコードで聴こうかと思ってレコードを探している最中に
目に付いたのがバルトークのVn協奏曲をスターンがバーンスタイン/NYPや
オーマンディ/フィラデルフィアと組んだレコードが目に付いたので
これを聴いた。本当に久しぶりに聴く演奏だがスターンのうまさに
圧倒されて聴き終わる。昔の大家の演奏はひと味違うような気がする。