昨夜、ベッドに横になりながらヘッドフォンで聴いた。
途中、何回か居眠りをしてしまったので細かい事は
覚えていないが (笑)、クロイツェルの冒頭から感じた事は
ギトリスがノンビブラートで弾いている部分が多いと
言う事。シェリング、オイストラフ等従来の演奏とかなり
違った印象。クレーメルも此処までやっていたかどうか
覚えていないがノンビブラートのインパクトは強かった。
バイオリンの音が濁る個所も何か所もあったように記憶
している。
アルゲリッチは相変わらず。ギトリスと彼女との
相性が良かったとはチョット意外な気もした。
是非、一両日中にきちんとした状態で聴き直したい演奏だった。
尚、タワーレコードにあった説明では長い間廃盤となって
いたCDを全数買い取り条件(?)でタワーレコードの
依頼でEMIが再生産したとの事。金のあるところが
益々魅力的な製品をそろえられるようになる現象が
クラシック業界にも出てきているように感じた。