2009年~2010年シリーズの最後の定期演奏会。


フォーレ / 組曲「ペレアスとメリザンド」作品80
フランセ / クラリネット協奏曲
サン・サーンス / 交響曲 第3番 ハ短調 作品78
指揮|ウラディーミル・アシュケナージ
クラリネット|ディミトリ・アシュケナージ


周りがすいていたのでゆったりとして鑑賞できた。

最初のペレアスは静かな音楽のせいか右側の

お年寄りが気持ちよさそうにいびきをかいていた。

今日は不思議に腹も立たず。

フランセの曲は初めて聴く曲。フルートとの掛け合いなど

面白い部分が沢山あったが、あまり判らないうちに

終わる。今日のフルートは素晴らしかった。

アンコールも一曲。帰りがけにホール出口に

曲名が書いてあったが全く知らない作曲家。

クラリネットはアシュケナージのご次男との事だが

親子競演はやりにくいのかななど余計なことを考える。


休憩の後はオルガン交響曲。生演奏を聴くのは

初めてだがオルガンが入ってきたときは正直に言って

ゾクゾクと言う感じだった。オルガンが入るとオケも

気合いが入ってきて良い演奏だったと思う。管楽器が

素晴らしかった。ピアノも連弾だったのを思い出す。

頭をよぎったのはこれだけの大編成だがマーラーとは

全く違うなあと言うこと。何の脈絡もないが、、、


アシュケナージの指揮を生で始めてみたが駆け足で

入場したり本当に良い人なのだなあと感じた。

久しぶりに気持ちよく拍手が出来た。