今日は朝から雨でつる薔薇も傷んでしまうと
がっかりだったが音楽を聴くには心地よい気温。
やはり、暑いと音楽を聴く気がしなくなる。
と言うことでムーティのオテロの新盤を聴く。
写真はブルーレイだがこちらが買ったのは通常のDVD。
ムーティの作る音楽が素晴らしく一気に聴き終えた。
新しい録音でもあり音が素晴らしい。こんな音を聴いていると
5.1chで聴いてみたくなる。ウィーンフィルの金管楽器が
特に良い音を出していたと思う。
歌手のなかではポプラフスカヤのデスデモナと
カルロス・アルバレスのヤーゴ。特にポプラフスカヤは
特徴的なお顔が気になったが歌に引き込まれそのうちに
違和感が無くなった。”柳の歌”も素晴らしい歌唱。
ヤーゴのアルバレスの存在感も良かった。オテロの
アントネンコと言うテノールは若手らしいがデルモナコや
ドミンゴで聞き慣れた耳には特徴がない。本人も
叫ぶ声を意図的に避けたような話をしていたが最初の一声
などは印象が薄い。彼にブラボーが無かったのもうなずけた。
予告編を見ているとメータのニーベルングが面白そうな
印象を受けた。舞台がすごい。