昨晩、急にR.シュトラウス/アラベラを聴きたくなって
棚から取り出す。デラカーザ、ショルティの演奏。
元々、購入したCDはキリテカナワ、ジェフリー・テイトのものだった。
ウレタンが劣化してCDに痕が残る状態。音には関係なさそうだったが
気持ちが悪いのでメーカーに交換を依頼したが同じ演奏は販売していない
と言う事でやむを得ず入手した代替品。日本語対訳も無いので聴かないで
放っておいたもの。このCDがベームの代役でショルティが振ったと
言う事やデラカーザのアラベラは当時の当たり役と言う事は後から知った。
演奏を聴くとR.シュトラウスの香りがプンプンする素晴らしい演奏。
録音状態も高弦部分が少し甲高いように感じられるが満足できる状態。
眠気を我慢して1幕を聞き終えた。歌手が素晴らしいので改めて確認すると
ズデンカがヒルデギューデン、マンドリカがジョージロンドンなど早々たる
メンバー。今夜、続きを聴くのが楽しみ。
嬉しかったのは昨日もブログに書いたがキリテカナワ盤で持っていた
日本語対訳のインデックス番号がデラカーザ盤と全く合っている事。すごく得をした感じ。
対訳の無いクライバーやバーンスタインの”薔薇の騎士”でも確認してみたい。
ムシが良すぎるかもしれないが、期待十分。